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”妄想と現実”


今日はとてもHAPPYな気分だ。

「ね、ユーリ、来週の金曜日確か午後休みだよね?学校帰りに温水プール行かない?」
先週の金曜日の放課後、帰り支度を整えていると、
後ろの席から突然ハルちゃんが声を掛けてきた。

(ハルちゃんとは俺の彼女である。
少々天然ボケだが時々かなりキツイ突っ込みを入れてくれて
俺の秘密を知っても平気で付き合ってくれるナイスな彼女だ。
始めて会った瞬間から惚れたんだよな〜俺。)

「え!?」
ハルちゃんからのデートのお誘い。

俺とハルちゃんは付き合い始めて3年・・・(だったと思うby作者(爆))。
半年経っても夏のままだったり、
かと思うと突然冬が来たり・・・と、
無茶苦茶な設定ばかりだったが、
(ちなみにここでは冬〜春の間という設定らしい)

”ハルちゃんからのデートのお誘い”

それは始めてのことだった。
未だかつてそんなことがあっただろうか。

作者はなんかベタベタしてんの描くのが嫌いらしいから
あんまそういうデートシーンとか無かったけど、
(でも描いてたような気もする・・・(;¬д¬))
それなりにデートはしてたんだ。

だけどハルちゃんからのデートのお誘いは無かった。

実はさ、心配だったんだよな。
俺が一方的に付き合おうって言って
付き合い始めただけだったから。

未だに”好き”と言われたことも無いし(;¬д¬)

けど、いっつも一緒に帰ってるし、
ハルちゃんは俺の傍に居るって言ってくれた(二巻参照)から
まぁ、少しはちゃんとした彼氏に見えるかな〜とも思ってた。
それでも今まで向こうからの誘いは無かったから

正直言ってうれしい。


「ダメかなぁ?」
ハルちゃんが首を傾げて上目遣いに俺を覗き込むようにしてにっこりと微笑む。

「い、いや もちろん喜んで!!」
ダメかなぁ?だって!?

んなわきゃない!!

始めてのお誘いを断る理由なんか無い!


「ホント!?うれしい v じゃ来週行こうねっ!!」
満面の微笑みを浮かべてハルちゃんも帰り支度を始めた。

「ああ。・・・ね、ハルちゃん?」
ハルちゃんからの誘いってことは・・・、

疑うわけではないが、

何かあるのかな???


「ん〜?」
ノートをカバンに詰め込みながら俺と会話を続ける。


「何でこんな寒い時期にプールなんか?」
っと、ああっ、こんなこと訊いたら駄目かっ!?


「え・・・あ、・・・えと・・・」
俺の問いに、ハルちゃんは口籠もって頬を赤くした。


「・・・どうかした?」
言いにくいことでもあるのかな・・・?
やっぱり訊くんじゃなかったっ!!(;>O<;)


「お義母さまに水着・・・新しいの・・・貰って・・・その・・・」

「・・・水着・・・?」

「その・・・可愛いから・・・ユーリに見て欲しくて・・・」
と言い終えるとハルちゃんは顔を赤くして俯いてしまった。

「あ・・・えと・・・その・・・ありがとう・・・」
何がありがとうなのかわからないが、
”水着姿を俺に見せたい”ということが、
妙にむず痒く感じて、飛び上がる程嬉しかった。

「あっ!ユーリ!?」

ピョン・ピョンと、

ゴンッ!!

・・・実際飛び跳ねたら、最近また男にフラれて機嫌の悪い先生に殴られた。

「だ、大丈夫?」

「いててて・・・だ、大丈夫・・・。と、ところで、ど、どんな水着?」
なんだか興奮してしどろもどろだ。
今まで色んなコスプレ衣装を作ってハルちゃんに着せてきたけど、

水着かぁ・・・。

マミーから貰ったってことは・・・。かなり派手なものかもしれない。

「えとね・・・真っ赤なの・・・ちょっと・・・派手かな・・・。
でも私は好きかも・・・♪(o^▽^o)」



「ま、真っ赤っ!?」


「そうそう。可愛いんだよ〜。ここら辺に・・・・・・・・・」

ハルちゃんが水着の説明をしてくれていたが、
その先は何も耳に入らなかった。

ただ、頭の中でもんもんと水着姿のハルちゃんを想い浮かべるだけ。


・・・どんな水着なんだろ・・・。

そんな風にして、一週間が過ぎていく。


そして、もうすぐ、待ちに待った”プールでデート!!”


よし、もう一度妄想しておこう・・・。

今日はまず、ブレザーじゃなくて別のを着てもらって・・・

それから・・・水着だな。

まずは・・・プールまで行く服だ・・・>>>



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